弱小ラクロス部を強くする

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ラクロスは手段だと思う

皆さま、こんばんは。

本日は、ラクロスを始めたばかりの新入生へ

こんな話をしようと思います。


"ラクロスをすることが目的ではない、

     ラクロスは目的を果たす手段だ"


※あくまで個人の見解です


最近、新歓活動のひとつとして、

SNSでよく見る記事がある。


「私がラクロスをする理由」


こんな記事を見たことはないだろうか?

そして書いたことがないだろうか?


身に覚えがある人がたくさんいるだろう。


これ自体は今回、僕が発信することと同じ意見だ。


しかし、練習中やMTGにこんな会話が起こることはないだろうか。


「もっと勝ちに貪欲にならないと」

「なんでミスって笑ってるの」

「なんで下手なのに自主練しないの」


これはあくまで一例に過ぎませんが、

「勝つこと」、「上達すること」に対しての

意見や叱咤激励、時には陰口が少なからずあると思う。


冒頭にも述べたように、ラクロスをする理由は様々だ。

みんな新歓の時にはそれを意識して記す。

しかし、リーグ戦の頃にはそれをどこか忘れていないか。


例えば部の目標が1部昇格だったとしよう。

昇格=リーグ戦で勝つことというのは、

部員全員が理解できることだ。


ただ、ある部員のラクロスをする理由が、

「みんなでラクロスするのが楽しいから」

だったとしたら、部の目標が達成されても、

この部員が下手で、一緒にやりたかった同期と

練習できなかった(ラクロスができなかった)としたら、

ラクロスをする目的は果たされないかもしれない。


こうなった時、この部員はどうなるか。

部を離れるか、自分を押し殺すか…

どちらにしても、この部員にとって、

決して良いものではないだろう。


この現象を起こさないために、

幹部や上級生は各部員のラクロスをする理由を

把握しておくことが不可欠と言える。


そして、部員全員がこの理由(目的)を

果たすことができるチームの目標や理念、

スローガン等を決めていく必要があるのではないか。


ということは、1部昇格を目標にした以上、

1部昇格できた時には、全員が各々の目的を

果たせている状態になるのが望ましいことだ。

それどころか、仮に1部昇格できなかったとしても、

全員の目的が果たされているチームこそ、

本当の意味でのチームなのではないだろうか。



今だからこそ、もう一度考えるきっかけになれば嬉しいです。


本日は以上となります。