弱小ラクロス部を強くする

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ラクロス界下層の現状〜変革編〜

こんばんは。

前回に引き続き、

ラクロス界の下層にて起こっている事象を

独自目線にてお伝えさせていただきます。

 

技術編をお伝えする予定でしたが、

あるチームからチームを変えたいという

相談をいただいたこともあり、

このお話を先にしたいと思いましたので、

ご了承くださいませ。

 

 

まず、「変革」のことを話す上で、

ラクロス界下層の指導者は、

ほとんどの場合、自チームのOBOGである、

このことには触れずにはいられません。

 

一概に、これが悪ではありませんが、

はっきり言うと、あまり良くないです。

 

もちろん、HCにOBOGを置いて、

ACには外部の方を入れるのは○です。

 

なぜ、OBOGだけで固めてしまうのが

あまり良いと言えないのか?

 

 

一言で言うと、「今までと変わらない」。

これに尽きると思います。

 

良くも悪くも、

OBOGというのは、過去の伝統を

継承している人物なのです。

 

「改革」や「変革」は難しい立場なのです。

 

当たり前ですよね?

自分より先輩のOBOGが練習に来たら、

言うことを聞かないわけにはいきませんし、

あまりに奇抜なことにチャレンジして、

結果が伴わずにコーチを辞めたとしても、

今後のOBOGとしてのお付き合いも続くので、

一生涯、言われ続けるのですから。

 

 

過去の伝統を守りながら、

付け足していくことで結果を求める、

それが1番ベストなやり方なのです。

 

強豪校はこのやり方がベストです。

それは忘れてはいけません。

 

 

では、下層のチームはどうでしょうか?

 

大した功績も残していないOBOGが、

大威張りでグラウンドに現れ、

「昔は〇〇だったけど、今は変わったな」と

嫌味なようなことばかり言われる。

 

そんな状況が続く中で、

血の入れ替えなどできるはずがありません。

 

変革を掲げて立ち向かっても、

結局はどっちつかずに終わるケース。

皆様もご経験がお有りかもしれません。

 

 

そんな時には、

指導者や監督、GMと言ったポジションに

外部の人間を招くことが1番の近道です。

 

近年、女子チームのコーチに

男子ラクロス出身の方が入る事も増えました。

 

そうなると、必然的に外部の人間になります。

 

こうして結果を残しているチーム、

強豪校にも多くないでしょうか?

関東一部や全学のコーチボックスを見ると、

ほとんど男性HCのような気がします。

そして、その脇をしっかり固めているのが、

OGのAC達というケース、多いです。

 

 

なぜそういう傾向が増えてきたのでしょう。

 

 

そのチームの良くない伝統をぶっ壊す、

そういう力を持っているからです。

そして新たな良い伝統を作れるからです。

 

 

今、新チームになって、

「変革・改革」を求めているチーム。

 

 

今こそ、外部の人間を招くチャンスです。

しかし、これには勇気が必要です。

 

この一歩を踏み出せるかどうかで、

来年の今頃、そして数年後のチームの未来が、

大きく変わっているかもしれません。

 

 

 

本日のラクロス界下層の現状として、

チームを変えるには指導者を変える、

そんなお話でございました。

 

 

また次回は別のテーマでお届けします。

 

 

最後に、

チーム運営や意識、知識に関することで

お悩みの方々がいらっしゃいましたら、

いつでもDMにてご連絡ください。

 

※技術のお話は上手い人に聞いてください

 

本日は以上です