弱小ラクロス部を強くする

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第4回 細部のルールまでこだわる

こんばんは。

第4回の今回は、幹部向けです。

 

テーマは

「細部のルールまでこだわる」です。

 

どういうこと?と思った方もいるでしょう。

 

本日は、さらに細分化して、

練習メニューにおける細部のルールに

特化したお話としたいと思います。

 

 

ひとつ例を挙げます。

 

どのチームも「1on1」という練習メニューを

取り入れていると思います。

 

では、その1on1は、どこまでやっていますか?

 

Qクリアはどこまであげますか?

 ①全くやらない(セーブやGBをDFが拾った

  ら終わり)

 ②DFが1本目のパスをもらうまで

 ③リストレイニングラインまで

 ④ハーフラインまで

 

 

①から④、どこまでやるかに正解はない。

ただ、チームとしてどこまで全力でやるのかは

統一しておく必要があるかと思います。

 

 

 

こう思ったことはありませんか?

・クリアはどこまでやったらいいのか?

・ライドはどこまでやったらいいのか?

・なんで最後までクリアをあげないのか?

・なんで最後までチェイス走らないのか?

・なんでシュート打ったら勝手に終わるのか?

 

 

 

こういう声が練習中に出ることありませんか?

・最後まで(手抜くなor走り切れ等)!

・何勝手に終わってんねん!

・諦めるなー

 

 

これらの感情や声に身に覚えがある方、

すぐに主将に直訴しに行ってください!

 

 

これらの感情がなぜ発生するのか?

なぜこのような声が練習中にでるのか?

 

 

理由は、チームとしての練習メニューが

ハッキリと確立されていないからです。

 

 

 

メニューを行う前に、

どこまで行うのか、どうなったら終了なのかを

細部まで決めておく必要があります。

 

 

 

ラクロスというスポーツは、

アウトオブバウンズ、得点、ファール等、

審判からの笛でプレーが切れるスポーツです。

ですので、本来であれば、

笛がなり、プレーが切れるまでは

プレーを続行すべきであると思います。

 

 

 

しかし、練習の場面では、

時間の都合上、どうしてもそうとはいかない

場面も数多く存在すると思います。

 

 

 

ですので、チームとして統一をしておくことが

本当に重要です。

 

 

 

そして、これはチーム方針でかわるので、

一概に正解はありません。

 

 

切り替えやトランジションの場面を

重視しているチームなのか、

1on1そのものに特化した練習なのか、

クリアに課題を持っているチームなのか、

 

それぞれのチーム方針に基づいて、

各メニューの細部までこだわりを持って

行うことができれば、

試合でも自然とそれを実行できるように

なってくることは間違いありません。

 

 

逆に言うと、普段の練習から

チェイスを走っていない

・GBを一回で拾えない

・ライドを疎かにする

・クリアでパスミスしてもそのまんま

こんなチームは試合でも同じことをします。

 

試合になったからできるなんてことは

絶対に有り得ません。

むしろ練習の60%、70%、80%しか

力を発揮できないのが試合です。

 

 

普段から細かい部分まで取り組む、

これが重要になります。

 

 

 

これはひとつの例であり、

各練習メニューで決め事というのが存在すると

思いますので、それを共通認識して、

練習に落とし込んでいく必要があります。

 

 

 

本日は以上となります。

最後までありがとうございました。