弱小ラクロス部を強くする

日本ラクロス界の底辺から、少しでも底上げできるように、情報発信していきます!

第1回 誰でもできる、まずやるべきこと

こんにちは。

本日は、プレーにおいて、

プレイヤーなら全員ができる、

そして必ずやるべき事項についてのお話です。

 

 

結論から言うと、そのやるべきこととは、

 

「自分のプレーを解説する」ことです。

 

 

Instagramに自分のプレー動画を載せ、

プレーの意図を書く人達、いますよね?

 

まさにこれです!!

 

 

例えば6on6の時は、

 

「右上から1on1をかける時に、

 クリースの〇〇がピックに・・」とか

 

「裏で〇〇が持ったので、上でハングマンの

 準備をしたけど、実際は・・」とか

 

もっと基礎的なGB練であれば、

「身体の真下にボールが来たので、

 敢えて片手でクロスを短く持って・・」とか

 

「相手の身体のベクトルを考えた時に、

 背後で待てば、味方が掃き出し・・」とか

 

どんな練習でも、

なぜ自分がそのプレーをしたのか、

その選択肢を選んだのか、

どういう意図をもって動いたのかなど

 

自らの意志が必ずあるはずです。

 

でも、練習の反省の時間や合間の時間で、

「今のは〇〇の方が良い」とコーチに言われ、

ただ「はい!」と勢いよく返事をする、

そんな場面って結構多くないですか?

 

コーチから言われたことに対して、

「僕は□□と思ったから、こうしました」と

自らのプレーの意図を話す場面って、

意外と少なかったりしませんか?

 

また、「なんで今□□を選択したん?」と

一緒にプレーしていた先輩に言われた時に、

言葉に詰まっている下級生を見ることって

結構頻繁に見かけませんか?

 

これって自分にとってもチームにとっても

凄く勿体ないことではありませんか?

なぜなら、コーチや先輩が気づいていない

相手の僅かな綻びやクセを見つけたのかも

しれませんよね?

 

ただ上手い人や立場の上の人の主観や

ラクロスのセオリーを押し付けられるだけ

というのは、あるレベル以上になった時、

チームの成長は鈍化します。

時に下級生の気づきが、

チームを変えるキッカケになるかもしれない。

 

でもその下級生がそれを発信しないと、

今までと何も変わらず、ただ自分のプレーを

修正するだけになってしまいます。

 

そもそも指導者が、

そういう意見や意図を発信しやすいように、

質問やアドバイスをする必要があります。

 

一方的に指導者の意見を言って、

その通りにやるという時代は終わりました。

プロ野球のコーチ陣ですらそう言います。

 

指導者は、選手から発信しやすい環境を作る、

選手はとにかく自ら発信する。

 

間違ってるなんて当たり前です。

そして正解もひとつではありません。

 

相手があってのスポーツですから、

所詮、後付けの結果論でしか語れません。

 

だとしたら、間違っていたとしても、

「今のプレーはどういう意図でやったの?」

 

「僕はこうなると思ったからこうしました」

 

「その可能性もあったな。

 ただ、相手が先に〇〇の動きをしてたから、

 確率的には□□を選択した方がよかったな」

 

「なるほどですね!僕のプレーは、相手が

 どういう動きをしたら選択すべきですか?」

 

「〇〇ではなくて、××の動きをしたらやね」

 

「確かにそうですね!わかりました!」

 

 

こんな会話が合間の反省でも行われると

良い傾向ではないかと思います。

 

 

一方通行ではなく、それぞれが発信して、

それぞれが受信して、返信する。

 

練習の場が常にこうなるように、

ひとりひとりが考えてみてください。

 

最後に、これは私の持論であり、

私の経験上、弱小を脱却するための

ひとつの方法論でしかありません。

 

もっと良い方法がある!という方や

専門的な学問の知識をお持ちの方は、

ぜひ私にご教示いただけますと幸いです。

 

本日は以上になります。

ありがとうございました。