弱小ラクロス部を強くする

日本ラクロス界の底辺から、少しでも底上げできるように、情報発信していきます!

スタメンを勝ち取りたい新2年生へ

おはようございます。

本日は、きょうまでおよそ1年間、

練習を頑張ってきた新2年生向けの話です。


ラクロスというスポーツは、

数をこなしただけ上手くなるスポーツです。


理由は簡単です。

経験値が浅いからです。

みんなにとって大先輩になる4年生も

わずか3年しかラクロスをしていないです。

(大学からスタートした前提で話します)

しかし、この3年間で積み上げてきたものと

みんなが積み上げてきた1年間とでは、

かなりの差が開いていると感じるでしょう。


それは当たり前なのです。

なんせ3倍も経験しているからです。


例えば、プロ野球選手を見てみると、

小学校1年生(6歳)から野球を始め、

現在30歳でピークの選手がいたとします。

経験年数は、25年ということになります。


同様に現在25歳の選手もいます。

その選手も小学校1年生(6歳)で

野球人生をスタートしたとします。

経験年数は、20年です。


5年も経験年数に差はありますが、

共に経験値が多い(長年野球をやっている)ので、

対比すると、わずか1.25倍の差になります。


前者の選手と3倍の経験年数の差がある選手は、

ざっくり中学生くらいということです。



環境や練習量、質の差があるにせよ、

経験年数の差が3倍ということは、

プロ野球選手と中学生を比べるようなものです。



ラクロス の場合は、

スタートが大学生ということを考えると、

ここまでの大きな差は生じていないはずです。


しかし、この3倍の経験値をひっくり返すためには、

それ相応の練習や試合での経験が必要です。


量のみで計算したとして、

4年生が1回セットに入る間に、

3回セットに入る必要があります。



それはむずかしいなぁと思う人も

いるかもしれませんが、


4年生を差し置いて、

スタメンになりたいということは、

そういうことなのです。




少し例えが分かりにくくて申し訳ないですが、

新2年生のみんなには、とにかく経験を積んで欲しいです。


一定の量を確保しなければ、質は見えません。


逆に言えば、練習しただけ伸びるのも事実です。


今、各種大会も中止になる一方で、

目標を失っている新2年生のみんなも、

日々の努力を惜しまずにやってほしいです。


この春の練習量で、今季のリーグ戦に

出られるのか、ベンチで見るだけなのかが

決まってくるでしょう。




一緒に頑張りましょう!




3.11

2011.3.11


それは今から9年前。


それは私がラクロスに出会う21日前。


当時、翌日に控えた受験に備えて、

地元の図書館で勉強をしていました。

私の地元は愛知県ですので、

大きな揺れはなかったですが、

図書館のロビーのテレビで観た

想像を絶する光景が今も蘇ります。



あの時は物理的にできないことも

多くあったかもしれないけど、

日本を勇気づけるために、

沢山のスポーツイベントが開催され、

多くの人々の支えとなった。



第83回の選抜高校野球にて、

創志学園の野山主将が行った

感動の選手宣誓。

チャリティマッチでの

三浦知良選手のゴールとカズダンス



多くの感動で、日本は一体になれたはず。





あれから9年






新型コロナウィルスが猛威を振るい、

イベント自粛要請が続いている。


そんな状況で、本日、

選抜高校野球の中止が決まった。




9年前とは何もかも違うかもしれないが、

スポーツの力を発揮することすら、

困難な状況だ。




感染しながら指示事項を無視して外出。


国会では検査ができている、

できていないの不毛な議論。




そう、

今こそ、ONE TEAMで団結する時だ。



9年前には出来ていたはず。



誰かを責めることではなく、

全員で乗り越えようと団結する力。




見せましょう、日本の底力を。




今の日本では、ラクロスというスポーツに

野球やサッカーと同等の価値を

創造することはできないかもしれない。



でもいつか、

9年前や現在のような国難が訪れた時、

ラクロスが日本に元気をもたらすとしたら、

そんな最高なことはない。




そんなことを想像しながら、

今日も自主練を続けます。




今できることをやろう。




比較〜費用とその先に残るもの編〜

こんにちは。

本日は、大学4年間をラクロスに費やした際の費用とサークル(仮)に費やした際の費用について独自目線で執筆いたします。


※先に述べておきますが、あくまで個人の独断と偏見ですので、誹謗中傷はご遠慮ください。


ラクロスとは、実にお金のかかるスポーツと言われております(個人的には、野球やアメフトなどの方がお金がかかっていると思うのですが)。

ラクロスの費用は、ラクロッサーの皆様ならよくご存知とは思いますので、ざっくりと記載していきます。

まず男子の場合、初期投資として、防具(ヘルメット・グローブ・アーム・ショルダー等)、ユニフォーム、メッジ、スパイク、その他アパレル関係で約15万円くらい?かかると思われます。


チームによってもだいぶ上下するとは思いますので、大雑把な計算になりますが、かなり大きな金額ですね。


その他に、合宿費、遠征費、部費、その他部での会合等で年間20万円くらい?かかると思われます(かなり大雑把な計算です)。

つまり1年生は35万円、上級生は20万円✖️3学年、合計でおよそ100万円くらいかかるとしましょう。


では次に、サークル活動です。

初期投資はかからないとして、週1回飲み会+2次会があると仮定します。

飲み会が3,000円、二次会は2,000円として、1回5,000円かかるとします(飲み会がもう少し高くて、二次会が宅飲み等で安い可能性もありますが、平均して5,000円と仮定します)。

すると月間で2万円、年間24万円かかることとなります。


あれ?

初期投資を除いたら、サークルの方が多くの費用がかかることになりますね。

20歳になるまでお酒は飲めませんので、1,2年生はそんなにかからないのでは?となるとしても、費用としては大差がないように感じます。


仮に同じだけ費用がかかるとするならば、例えば就職活動やその後の社会人生活に大きく影響するのはどちらでしょうか?


自称〇〇サークル(通称:飲みサークル)を悪く言うつもりは更々ありませんが、世間一般の方々の見方はどうでしょうか。


ラクロスに限らず、大学に入って、スポーツや芸術を部活として続けることってとても良いことだと個人的には思います。

そして、新しく何かに挑戦したい!という方達には、ラクロスというスポーツが合うような気もします。


これから大学入学を控えている皆様、ぜひもう一度、自身の大学生活をどうしていきたいのか考えてみてください!


そして、宣伝にはなりますが、ぜひ自分の入学した大学のラクロス部の見学会や体験会に1度で良いので遊びに行ってみてください!


きっと何かの発見があると思います。


※最後に、大切なことなので、もう一度お伝えしておきますが、上記はあくまで個人の独断と偏見であり、誹謗中傷はご遠慮ください。


本日は以上です。

ありがとうございました。


外部コーチをやりたい!

皆様、こんばんは。

本日は、表題の通り、外部臨時コーチをやらせて頂けるチームを募集致します。


目的:①ラクロス界の底上げ。トップレベルの選手のクリニックでは補いきれない基礎的な技術や考え方を下位リーグで戦う選手達に伝授し、ラクロス界の格差を是正すること。②私自身の指導力の向上


概要:ご依頼をいただいたチームの練習に私が出向き、ご希望の方法でご希望の分野を指導をさせていただきます(クリニック形式、練習参加形式、座学形式など)。


対象:各リーグ2部・3部、地方リーグにて過去優勝経験の無い男女チーム(指導内容を考慮しますと、強いチーム向けではないため。あくまでラクロス界の底上げが目的です。居住地の関係で、迅速にお伺いできない可能性もございます。予めご了承ください。)


日程:各土日祝(気に入っていただきましたら、定期的に行うことも可能)


費用:無料


場所:各チームの練習場(基本電車で向かいます)


自チームの指導と並行して行うため、正式なコーチ(コーチ登録)は難しいですが、1年間通して指導すること、リーグ戦に行くこと(ベンチには入れません)も可能です。

HCの補足や1年生コーチ、ポジション別コーチ(全ポジション可)にも活用ください。


1チームにて長期指導のご依頼をいただいた場合、募集を終了することがあります。


ご依頼はTwitterDMをお使いください。

https://mobile.twitter.com/in_the_crease77

ご連絡をいただきましたら、日程・方法の調整をさせていただきます。


皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。



gen hasegawa

こんにちは。

本日は、表題のように「長谷川玄」という私の憧れた選手についてお話しできればと思います。


僕がラクロスと出会った頃、日本代表の主力を務め、世界へも挑戦していた方。

私のような地方の弱小チームで誰の目にも触れることなく、ラクロス人生がスタートした人間には、到底お目にかかれるチャンスはないので、お会いしたこともありません。

当時そんな私でも知っているプレイヤー。


大学1年生の春、ラクロスというスポーツに出会った頃に、当時の先輩にその名を教えてもらい、まだガラケーだった私の携帯電話の小さい画面を通じて、初めて拝見しました。


「すごい…」


どこが凄いかなんてわからない初心者ながら、圧倒的な存在感とプレーの繊細さで、私は魅了されていました。


そこから、同期とともに、時にはひとりで新幹線に乗り、Falconsの試合を観に、よく東京へ出かけたものです。


結局、私はロングスティックを持つことになるので、プレーを真似する部分は減ってしまいましたが、動画を観たり、ブログやネットの記事を見ることで、その考え方を学び取り入れていきました。


私も現役を引退し、現在は細々とコーチとしてラクロスに携わっておりますが、ここまでラクロスを好きになれたのは、間違いなく、お話ししたこともない「長谷川玄」選手のおかげです。


日体大のコーチをお辞めになるとのことですが、いつかコーチボックスで出会えることを夢見て、私も精進していこうと思います。


本当にお疲れ様でした。



勝負の2期目!!

皆様、こんばんは。

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

沖縄では梅雨明けが発表されたようですが、本州は今週末も雨・雨・雨で、3連休に目白押しだった試合も中止になることも多く、ラクロッサー達の鬱憤も溜まっていることでしょう。

 

そんなこんなで、各地区のリーグ戦の日程も続々と決まってきて、TwitterInstagramではカウントダウンを始めるチームも多くなってきています。

私が指導させていただいているチームのリーグ戦の日程も決まりました。名ばかりのHCに任命いただいて2期目。今年は何としても結果を残したい!!

そう思う次第でございます。

 

思えば昨年、初めて練習を観に行ったときのこと。最上級生と一度、お茶飲みながら話をさせてもらっていただけで、下級生は名前も顔ももちろん知らない状況で、見学だけのつもりでいきました。

あの時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

弱小チームとはいえ、今までの伝統や習慣があるでしょうから、まずはどういう考えのもと、ラクロスをしているのか把握したかったというのが1番でした。

しかし……

練習を観ての第一印象は「チームじゃない」、「全員自分勝手」、「何も考えてない」の3本立てでした。

おまけに技術があるわけでもないので、余計に大変、まずはラクロスというスポーツに対する考え方・アプローチの仕方を徹底的に変えるところから始めようと思いました。

 

でも今までやってきたことから、抜本的な変革をすることって非常に難しいです。

3月に正式にコーチとしてお招きいただいて、すぐに新歓で新しい子達が入ってきました。

この子達を今までのチーム色に染めてはいけないと思いながら、懸命にやりましたが、週一回3時間の練習だけ行っただけでは無理でした。

技術はもちろん、練習の意図や考え方、戦術を上級生でさえ、いくら説明しても理解できていないのに、新入生には無理です。

上級生も含めて、説明した後の返事は素晴らしいが(頭では理解していたのかも?)、いざプレーすると何もできません。

今までいかに何も考えずに漠然とプレーしていたかが一目瞭然です。

 

結局、1期目ではすべてを変えることは不可能で、半分も変えられなかった気がします。

 

そして2期目のリーグ戦直前の今、前のチームには無かった手応えもあります。

まず新入生が昨年より格段に粒ぞろいであること、主将がチームで1番上手いこと(←結構重要だと思ってます)、チームとして少しだけ機能してきたこと。直近の練習試合も連勝(こんなことあったっけ?)、課題も明白、モチベーションも高い。。

今年はいけるかもしれません。

 

リーグ初戦までにやることはチーム全体で共有できてますし、みっちり鍛えるだけです。

この状態(言ったことがある程度伝わる状態)になるまで1年半かかってしまいました。去年の最上級生には、本当に申し訳ないです。だって、知らないおじさんがいきなり入ってきて、わけわからないこと言って、かき乱すだけかき乱して、リーグ戦を迎えたんだから。

 

みんな、今年はその反省をふまえていますよ!

コーチとしては3ヶ年計画とか考えてたとしても学生にとってはその1年しかないわけなので、毎年勝負の年にしないといけません。これはなかなか難しい(特に人数が少ないチームは)。。

 

今年こそ!結果を残して最後泣きたいなと。

それだけを目標に日々、知識のアップデートをしていくだけです。

1日でも長く、リーグ戦を戦えるように!!

 

はじめまして

皆様、はじめまして。

この度、「弱小ラクロス部を強くする」というテーマを掲げ、情報発信をさせていただきます。

 

日本でも少しずつ注目を集めるようになってきた「ラクロス」でございますが、まだまだ認知度は低く、実際にプレーする選手も多くありません。

事実、ラクロス協会の会員数は頭打ちとなり、毎年新たにこのスポーツに挑戦される希望ある若手アスリートが多くいる中で、大学4年間を全うし、離脱される会員も多く存在しております。

この状況を打破するには、やはり日本ラクロス界の底上げが必要であり、長くラクロスに携わる人間を増やしていく必要があると考えております。

 

関東・関西の一部リーグや全学常連の各地区のチームでプレーしている選手には、到底関係のない話かもしれませんが、下位リーグに所属するチームは、存続すら危ういチームが多々あります。

そう、人数不足です。

1〜4年生の合計の人数が20人に達せず、リーグ戦への参加が不可能となり、そのまま廃部になっていったチームをここ1,2年でも何個か見てきました。

廃部までは行かずとも、あらゆる策を講じて20人をかき集め、リーグ戦に出場しているチームもあります(あらゆる策の中身は伏せますが…)。

そういうチームには、優秀な指導者もおらず(名前だけとか)、OBGさんとの関係も薄く、環境面・経済面・もちろん技術面において、厳しい状況がずっと続いていくことになります。

やがてどこかのタイミングで暴発し、チームは崩壊、廃部となってしまう可能性もあります。

協会の会員数は減り、リーグ戦の参加チームも減り、ラクロス界は衰退するのです(あくまで個人の意見です)。

 

これを防ぐために、トップの方々や協会の方々、様々な方々に現状を知ってもらいつつ、改善の方法はないのかを模索していきたいと思います。

 

主に技術や戦術に関しては、下位リーグを戦う選手達に向けて発信していきます。トップチームの選手が知っていることばかりですので、上位層の選手には参考になりません。

そして、下位リーグを戦うチームの現状についても発信していきますので、クリニックや講習会、ゲームや合同練などにて何かお力添えをしていただけますと幸いです。

 

今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。