弱小ラクロス部を強くする

日本ラクロス界の底辺から、少しでも底上げできるように、情報発信していきます!

勝負の2期目!!

皆様、こんばんは。

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

沖縄では梅雨明けが発表されたようですが、本州は今週末も雨・雨・雨で、3連休に目白押しだった試合も中止になることも多く、ラクロッサー達の鬱憤も溜まっていることでしょう。

 

そんなこんなで、各地区のリーグ戦の日程も続々と決まってきて、TwitterInstagramではカウントダウンを始めるチームも多くなってきています。

私が指導させていただいているチームのリーグ戦の日程も決まりました。名ばかりのHCに任命いただいて2期目。今年は何としても結果を残したい!!

そう思う次第でございます。

 

思えば昨年、初めて練習を観に行ったときのこと。最上級生と一度、お茶飲みながら話をさせてもらっていただけで、下級生は名前も顔ももちろん知らない状況で、見学だけのつもりでいきました。

あの時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

弱小チームとはいえ、今までの伝統や習慣があるでしょうから、まずはどういう考えのもと、ラクロスをしているのか把握したかったというのが1番でした。

しかし……

練習を観ての第一印象は「チームじゃない」、「全員自分勝手」、「何も考えてない」の3本立てでした。

おまけに技術があるわけでもないので、余計に大変、まずはラクロスというスポーツに対する考え方・アプローチの仕方を徹底的に変えるところから始めようと思いました。

 

でも今までやってきたことから、抜本的な変革をすることって非常に難しいです。

3月に正式にコーチとしてお招きいただいて、すぐに新歓で新しい子達が入ってきました。

この子達を今までのチーム色に染めてはいけないと思いながら、懸命にやりましたが、週一回3時間の練習だけ行っただけでは無理でした。

技術はもちろん、練習の意図や考え方、戦術を上級生でさえ、いくら説明しても理解できていないのに、新入生には無理です。

上級生も含めて、説明した後の返事は素晴らしいが(頭では理解していたのかも?)、いざプレーすると何もできません。

今までいかに何も考えずに漠然とプレーしていたかが一目瞭然です。

 

結局、1期目ではすべてを変えることは不可能で、半分も変えられなかった気がします。

 

そして2期目のリーグ戦直前の今、前のチームには無かった手応えもあります。

まず新入生が昨年より格段に粒ぞろいであること、主将がチームで1番上手いこと(←結構重要だと思ってます)、チームとして少しだけ機能してきたこと。直近の練習試合も連勝(こんなことあったっけ?)、課題も明白、モチベーションも高い。。

今年はいけるかもしれません。

 

リーグ初戦までにやることはチーム全体で共有できてますし、みっちり鍛えるだけです。

この状態(言ったことがある程度伝わる状態)になるまで1年半かかってしまいました。去年の最上級生には、本当に申し訳ないです。だって、知らないおじさんがいきなり入ってきて、わけわからないこと言って、かき乱すだけかき乱して、リーグ戦を迎えたんだから。

 

みんな、今年はその反省をふまえていますよ!

コーチとしては3ヶ年計画とか考えてたとしても学生にとってはその1年しかないわけなので、毎年勝負の年にしないといけません。これはなかなか難しい(特に人数が少ないチームは)。。

 

今年こそ!結果を残して最後泣きたいなと。

それだけを目標に日々、知識のアップデートをしていくだけです。

1日でも長く、リーグ戦を戦えるように!!